EDR(Endpoint Detection and Response)とは?
ウイルス対策ソフトやファイアウォールといった従来のエンドポイントセキュリティツールは端末の保護対策として不可欠ですが、絶対的なものではありません。
高度なサイバー攻撃はこうした防御を迂回するケースが増えており、攻撃者が単一のエンドポイント(端末など)へのアクセス権を取得してしまうと、従来のセキュリティツールが脅威を検知できる前に、ネットワーク内を横方向に移動(ラテラルムーブメント)して権限を昇格させ、データを盗み出すことが可能になります。
EDR(Endpoint Detection and Response)は、脅威の迅速な検知と封じ込めに重点を置くことで、この課題に対処する技術です。EDRは予防対策のみに頼るのではなく、エンドポイントの活動を継続的に監視し、不審な動作をリアルタイムで特定して、脅威の被害を最小限に抑えます。
本記事では、EDRとは何かやその仕組み、今日のサイバー攻撃の防御策として不可欠な理由、そして他のセキュリティツールと併用して技術スタックにどのように組み込めるかについて解説します。
サイバーセキュリティにおけるEDRとは?
EDR(Endpoint Detection and Response)とは、エンドポイント(端末など)の脅威をリアルタイムで継続的に監視、検出、対応する、AIを活用したセキュリティソリューションです。
シグネチャベース(マルウェアの特徴)の検出技術を用いて既知のマルウェア(ウイルス、ワーム、トロイの木馬など)を検出する従来のウイルス対策ソフトウェアとは異なり、EDRは、接続されたすべてのエンドポイント(ノートパソコン、デスクトップ、モバイルデバイス、サーバーなど)からデータを収集します。
シグネチャベースの検出は既知の脅威に対しては有効ですが、それだけではゼロデイ攻撃やファイルレス攻撃など、新しいマルウェアや高度化が進んでいるマルウェアを検出できないことも少なくありません。最新のウイルス対策ソフトの中には、ヒューリスティック(推測)や行動分析の手法を採用しているものもありますが、EDRが提供する継続的な監視と分析能力に比べると対応できる範囲が限定的です。
ネットワークの境界を迂回して個々のデバイス(エンドポイント)を直接標的とするサイバー攻撃がますます増えています。2024年には970億件を超える攻撃試行が検知されており1、脆弱性が放置されたエンドポイントが最大の侵入経路となっています。
攻撃者が一つでもエンドポイントへのアクセス権を獲得すると、ネットワーク内を水平方向に移動(ラテラルムーブメント)したり、権限を昇格させたり、機密データを盗み出すことが可能になります。
EDRツールは、リアルタイム分析を用いてデータを解析し、既知または疑わしいサイバー脅威に関連するパターンを特定した上で、修正を適用してそれらの脅威を封じ込めたり排除して、被害を最小限に抑えます。
こうした特性から、EDRは今日のサイバーセキュリティにおける基盤となっています。特に、大規模組織や分散環境を管理する企業にとっては非常に重要な技術です。
EDRの役割とは?
EDRは、従来のウイルス対策ツールでは見逃されがちな脅威を検知、調査、排除するため、すべてのエンドポイントを継続的に監視します。EDRには、主に以下の4つの役割があります。
- 検知:EDRツールはエンドポイント(デバイス)の活動をリアルタイムで監視し、不審なファイル変更、不正なネットワーク接続、権限昇格の試みなどの怪しい動作をフラグ付けします。既知のシグネチャ(マルウェアの特徴)と一致するのを待つのではなく、攻撃の試みを示唆する異常を特定します。
- 封じ込め:脅威が検出されると、EDRは影響を受けたエンドポイントをネットワークから隔離し、デバイス間の横方向の移動を防止します。この自動隔離により、脅威の調査が行われている間にネットワークを介して他のデバイスに脅威が拡散するのを阻止します。
- 調査:EDRは、何が、いつ、誰によって実行されたかなど、攻撃に関する詳細なフォレンジックデータを収集します。これにより、セキュリティチームはログを手作業で丹念に調べる必要なく、最初の侵入ポイントから情報漏洩の試みに至るまでの攻撃の全容を追跡できます。
- 排除:脅威が特定されると、EDRツールは悪意のあるプロセスの終了、感染ファイルの削除、不正な変更のロールバックなどの修復措置を実行します。ここでは、システム全体を初期化する必要なく、エンドポイントを安全な状態に復元することを目的としています。

EDRの仕組み
EDRツールは、すべてのエンドポイントからセキュリティ関連データを収集して、アラートがトリガーされるのを待つのではなく、攻撃が発生する前にセキュリティチームが侵害の兆候(IoC)を特定できるようにします。
エンドポイントからテレメトリを収集
各エンドポイントにインストールされた軽量なエージェント(ソフトウェア)が、セキュリティデータの継続的な収集を行います。
このエージェントはバックグラウンドで動作し、エンドポイントの動作に関する詳細なテレメトリ(どのプロセスが実行されているか、どのサーバーに接続しているか、どのファイルにアクセスされているか、システムリソースがどのように使用されているかなど)を収集します。
これらのテレメトリデータで、各デバイスの正常動作の基準(ベースライン)を構築し、脅威を暗示する異常を即座に特定できるようにします。 また、テレメトリデータはフォレンジック記録としても機能し、インシデント発生後にセキュリティチームが攻撃の経緯を再現するのに役立ちます。
正常なアクティビティと悪意のあるアクティビティを区別するために必要な情報を得るため、EDRは、ユーザー操作、アプリケーションの動作、ネットワークトラフィックに関する詳細な情報を記録します。
エージェントはデバイス上に直接存在するため、エンドポイントがインターネットに接続されていない場合でも、データを収集し、検知および対応アクションを実行できます。インターネットに接続されると、エージェントは調査結果などを中央のEDRプラットフォームと同期しますので、拠点が分散している環境であってもセキュリティチームは組織全体の可視性を確保できます。
脅威の検知と対応
脅威を特定するには2つの方法があります。既知の脅威に対しては、EDRツールはエンドポイントのアクティビティを、シグネチャ、ファイルハッシュ、悪意のあるIPアドレス、または既知の攻撃手法に関連する行動パターンなどの侵害の兆候(IOC)と照合します。
未知の脅威に対しては、行動検知モデルを使用して、既存のシグネチャには一致しないものの、不審な特徴を示す異常を検知します(例:セキュリティ制御を無効にしようとするプロセスや、ファイルを大量に暗号化しようとするプロセスなど)。このモデルは、実際の攻撃者の行動や活動パターンをマッピングした、MITRE ATT&CKや攻撃指標(IOA)などのフレームワークに基づいています。
脅威が検出されると、脅威の深刻度と確実度に応じて、影響を受けたエンドポイントを自動隔離したり、悪意のあるプロセスを終了させたり、手動での確認のためにセキュリティチームにアラートを送信したりすることができます。
レポート機能
EDRプラットフォームには、運用上の意思決定やコンプライアンス要件の遵守に役立つレポート機能が備わっています。
レポート機能は、セキュリティチームや管理部で脅威の活動状況や対応の有効性を確認するのに便利です。レポートには、脅威の検出および対応にかかる平均時間、阻止または解決されたインシデントの数、攻撃タイプの傾向といった指標が含まれます。
また、セキュリティインシデントの対処方法、アクセスされたデータ、脅威の封じ込めまでの所要時間を記録して、コンプライアンスフレームワークに準拠しているか追跡します。
データストレージ
EDRエージェントによって収集されたテレメトリデータやフォレンジックデータは、自社のインフラストラクチャやコンプライアンス要件に応じて、集中型のクラウドベースのリポジトリまたはオンプレミスのデータセンターに保存されます。
EDRの保存データから、攻撃者が侵入前に行った偵察活動(防御のテスト)、侵入後にネットワークに留まり続けるための「持続性」の確立、他の端末へ感染を拡大させる「横方向への移動(ラテラルムーブメント)」について可視化できます。また、分析担当者が長期的なタイムラインを分析して隠れた攻撃パターンを探す「脅威ハンティング」にも役立ちます。
サイバー攻撃の防御においてEDRが効果的である理由
2024年、EDRを導入している組織は、導入していない組織に比べて、データ侵害発生時の平均コストが168,361ドル低かった2ことが報告されています。EDRは、侵害から修復までの時間を短縮することで、攻撃者のアクセス範囲を最小限に抑えて金銭的損害を軽減できます。

セキュリティ脆弱性の最小化
EDRは、すべてのエンドポイントにおけるセキュリティ全体を可視化できます。現在のアクティビティを監視すると同時に、過去のイベントを分析して、当初見逃されていた可能性のある脅威を特定することが可能になります。
最近の大半のEDRツールには、どのデバイスにどのような脆弱性が存在するかや、適用されていないパッチや昇格権限を持っているユーザーの特定、エンドポイントの設定状況など、詳細な情報にアクセスできる拡張モジュールがあります。
データを一元的に集約することで、EDRはバラバラに稼働しているセキュリティツール間で生じるデータの「隙間(サイロ化)」を解消します。これにより、インシデント発生時に断片的な脆弱性を検知するのではなく、エンドポイント環境全体にわたる脆弱性や攻撃対象領域を追跡できます。
攻撃対象の範囲を縮小
EDRは、攻撃者が悪用する可能性があるセキュリティの脆弱性を特定・警告して、攻撃対象領域を縮小します。
EDRがエンドポイントを常時監視して、過剰なユーザーアクセス権限、パッチ未適用のソフトウェア、無効化されたセキュリティ制御など、脅威の侵入経路となる設定ミスを検知します。脆弱性が検出されると、セキュリティチームにアラートを送信して対処を促したり、セキュリティポリシーを自動的に適用して脆弱性を解消できるEDRツールもあります。
このプロアクティブ(予防的)なアプローチを活かして社内で防御体制の弱点に対処し、デバイスの露出状況や使用パターンに基づいて、高リスクをもたらす脆弱性を特定できます。
調査と対応を迅速化
EDRは、封じ込め措置を自動化し、インシデント調査に必要なフォレンジックデータを提供しますので、検知から修復に掛かる対応時間を短縮できます。脅威が特定されると、セキュリティチームが状況を調査している間に、EDRが直ちに影響を受けたエンドポイントを隔離し、悪意のあるプロセスを終了させて、拡散の拡大を防ぎます。
また、EDRプラットフォームは、メモリダンプの取得やログの保存といったベストプラクティスを自動で実行するため、調査担当者は根因の特定や次のステップを決定するために必要なデータを確保できます。
平均的なブレークアウトタイム時間(攻撃者が最初の侵害ホストから内部の別のホストへ横展開するのに掛かる時間)がわずか29分3であることを考慮すると、迅速な検知と対応能力が極めて重要となります。
最新の脅威をブロック
EDRは行動分析を行いますので、既知のシグネチャ(マルウェアの特徴)や攻撃パターンに一致しない脅威も検知できます。
EDRはマルウェアの具体的な亜種など「静的な検知指標」のみに依存するのではなく、プロセスの挙動を監視して、クレデンシャルダンピング、横方向の移動(ラテラルムーブメント)、異常なデータ流出などのアクションを検知します。
EDRの常時監視で不審な挙動が発生した瞬間に検知し、攻撃の初期段階でブロックできます。この特性により、EDRはシグネチャベースの検知をかいくぐる高度なコードや技術を駆使した脅威の検知に非常に効果的です。
セキュリティツールとの連携
EDRをその他のセキュリティツールと連携することで、脅威の検知および対応能力を更に強化できます。
例えば、SIEM(シーム・Security Information and Event Management)システムとEDRを連携すると、EDRがエンドポイントの詳細データをロギングおよび分析プラットフォームに集約します。これによりエンドポイントの挙動とネットワークトラフィックの相関分析が可能になり、複数経路を横断する組織的な攻撃の早期特定を簡素化できます。
また、EDRデータは、ファイアウォールルール、IDおよびアクセス管理(IAM)ポリシー、脆弱性スキャンの優先順位設定にも活用できます。セキュリティツール間で連携して情報を共有し合うことで、サイロ化を解消し、各ツールが相互に補完し合う強固なセキュリティ体制へ改善できます。
EDR導入の課題
EDRはセキュリティに大きく貢献しますが、EDRシステムの導入や運用において、以下のような実務上の課題に直面する可能性があります。
- アラート疲労:EDRプラットフォームは、特に初期のチューニング段階において大量のアラートを発することがあります。セキュリティチームがこのような大量通知に見舞われると、分析担当者がバックログを処理している間に、重大な脅威が見落とされたり、対応が遅れたりする可能性があります。
- 連携が複雑:EDRと互換性のないAPI、データ形式の不一致、または標準化プロトコルの欠如があると導入に時間が掛かったり、EDRデータの可視性を他ツールに連携するのが複雑になる可能性があります。
- リソース不足:EDRを導入するにあたって、ポリシーの設定、アラートの調査、脅威への効果的な対応に必要な専任のセキュリティ運用チームを編成するための予算や人員の不足が発生することもあります。
- 検出範囲の限定:EDRはエンドポイントに特化しているため、ネットワークやクラウドインフラストラクチャそのものを狙う脅威は検出できません。そのため、この不足を補うため補完的なツールが必要です。
EDRソリューションを選ぶ際に考慮すべき点
EDRソリューションの中には、防御に「穴」のある製品もありますので、機能性がしっかりしたものを選びましょう。優先すべき必須機能は、以下の通りです。
| 機能 | 役割 | 重要性の理由 |
| リアルタイムの脅威検知 | エンドポイントの活動を常に監視し、不審な動作が発生した時点でフラグを立てる | リアルタイムの検知により、攻撃の影響を最小限に抑える(検知の遅れは、ラテラルムーブメント、権限の昇格、データの窃取の被害が拡大する要因となる) |
| 自動対応機能 | 手動介入なしに、エンドポイントの隔離、悪意あるプロセスの終了、接続のブロックなどの封じ込めアクションを実行する | 営業時間外であっても、脅威を即座に封じ込めることができる |
| 行動分析 | 既知の脅威のシグネチャのみに依存するのではなく、プロセスの動作に基づいて脅威を特定 | 行動分析により、従来の方法では検出できない新型の脅威やゼロデイ攻撃を阻止できる |
| オフライン保護 | エンドポイントのインターネットが途切れた場合でも、監視と対応を継続できる | オフライン保護がないと、エンドポイントが脆弱なオフライン時に狙われる恐れがある |
| システムへの負荷が少ない | エンドポイント(デバイス)の動きが重くなることなくスムーズに動作 | 軽量なエージェント(ソフト)なら、インストール後にパフォーマンス低下の懸念がない |
| 既存ツールとの連携 | SIEM、ファイアウォール、ID管理、その他のセキュリティインフラと連携できる | 連携により、セキュリティツール間の相関分析が可能になり、セキュリティスタック全体での協調的な対応が可能 |
EDRとその他のサイバーセキュリティツール
EDRは、多層的なセキュリティ戦略の一環として非常に効果的です。EDRとその他のサイバーセキュリティツールとの相性や、両者の違いを理解することで、複数のセキュリティツールで様々な攻撃ベクトルをカバーできる強固な防御体制を構築できます。
EDRとEPP
EPP(Endpoint Protection Platform)は一般的な脅威に対する「第一防衛線」的なツールで、シグネチャベースの検出、アンチウイルスエンジン、ファイアウォールルールを使用して既知のマルウェアを「水際」でブロックするのに対して、EDRは高度な攻撃がEPPをすり抜けた際に必要な可視性とフォレンジック機能を提供します。
多くの会社では、単純なマルウェアを阻止するためのEPPと、EPPをすり抜けた高度な脅威を捕捉するためのEDRの両方を導入しています。現在、一部の最新プラットフォームでは、これらの機能を統合したエンドポイントセキュリティソリューションを提供しています。
EDRとXDR
EDRがエンドポイントだけに特化しているのに対して、XDRはエンドポイントのみならず、ネットワークトラフィック、クラウドワークロード、電子メール、その他のデータソースにも対応しています。EDRはエンドポイントの活動のみ監視・分析しますが、XDRはIT環境全体にわたる脅威を相関分析し、複数のベクトルにまたがる攻撃に対するより広範な可視性を提供します。
高度な攻撃は、エンドポイント、ネットワークインフラ、クラウドサービス間を横断することが多いため、EDRでは可視性の限界(ブラインドスポット)が発生します。XDRなら、これらすべてのソースからのテレメトリを集約できますので、セキュリティチームは個々のエンドポイント(デバイス)のインシデントを個別調査するのではなく、攻撃の全連鎖を追跡できます。
EDRとVPN
EDRがエンドポイントの活動を監視して脅威を検知するのに対し、VPNはデバイスとインターネット間のネットワークトラフィックを暗号化します。VPNはエンドポイント(デバイス)が侵害された場合でも、送受信データの傍受を防げます。
VPNは、中間者攻撃や通信の盗聴を防ぎたい場合に非常に便利です。通信接続を暗号化することで、エンドポイントと企業リソース間でやり取りされる機密データが傍受されるリスクを解消できます。
そのため、特にEDRソリューションを導入するための予算や知識が不足している場合、VPNが実用的な第一の防御層として活躍します。
EDRについてよくある質問
EDR(Endpoint Detection and Response)とは?
EDR(Endpoint Detection and Response)とは、エンドポイント端末を常に監視して不審な活動を検知し、脅威をリアルタイムで封じ込めたり排除したりするセキュリティソリューションです。
EDRが、脅威を検知して対応する仕組みは?
EDRは、各エンドポイントにインストールされた軽量なエージェントソフトを介して、システムアクティビティに関するデータを収集します。その後、行動分析アルゴリズムや侵害の兆候(IoC)を用いてデータを分析し、脅威を特定します。そして、侵害を受けたデバイスの自動隔離や悪意のあるプロセスの終了、セキュリティチームへのアラートを発動します。
EDRが防止や封じ込めができる脅威は?
EDRプラットフォームは、ランサムウェア、マルウェア、認証情報の窃取、横方向の移動(ラテラルムーブメント)の試み、不正な権限昇格、データ流出など、様々な脅威を検知します。不審な行動パターンを特定できるので、シグネチャベース(既知のウイルスの特徴)の検知を回避する高度な持続的脅威(APT)やゼロデイ攻撃に対して非常に効果的です。
EDRは、ウイルス対策ソフトやEPPとどう違うのですか?
EPPは、シグネチャベースの検出、行動分析、機械学習を活用してマルウェアの実行を阻止することに重点を置いています。一方、EDRは一部の脅威がセキュリティをすり抜けた場合の対応を考慮したツールで、継続的な監視、侵害後の脅威検出、およびフォレンジック調査に重点を置いています。
VPNでエンドポイントの脅威を軽減できますか?EDRの代わりにはなりませんか?
EDRの代わりにはなりません。VPNとEDRはそれぞれ異なる攻撃ベクトルに対処するツールなので、多層防御の一環として併用されるべきです。VPNはネットワーク通信を暗号化して送受信データを保護し、信頼できないネットワーク上での傍受リスクを低減します。一方、EDRはエンドポイント(デバイス)上で発生する脅威を監視します。つまり、VPNは通信接続を保護し、EDRはデバイスを保護するツールなのです。
参考文献: